自然豊かな恵みを受けた野菜と伝統の発酵技術。田舎の一流、お届けします。



梵天丸茄子漬について

 
米沢市窪田地区は、上杉景勝公の時代、家臣直江兼続公が窪田町家中地区で大切に育んでいた茄子を「お菜場」(野菜の供給源)へ持ち込み、窪田茄子として武士に作らせたという言い伝えのある歴史ある地です。
この窪田茄子は1802年莅戸善政著の「播時(種をまく時期)考」の中にも記載されていることから、いかに当時の人々に重用され上杉鷹山公がその逸品に惚れ込んで広く普及させたと言われたかが伺えます。

この窪田茄子の復活を期して昭和60年、当時の米沢市農協が中心となって品種改良に取り組み、皮が薄く歯ざわりのよい窪田茄子の風味と仙台茄子の色鮮やかさを受け継ぎ、収量も多く病気に強い茄子が出来上がりました。この茄子こそが『梵天丸茄子』です。
米沢生まれの戦国武将伊達政宗公の幼名から『梵天丸』と名付け、その名の通り「病気に強く・ 品質が良い」茄子となりました。

当時は農協と農家が一諸になって『梵天丸茄子』と名付け東京の市場に生茄子として出荷をしていました。しかし、市場では相場制の為に収益がなく、その為茄子を加工して貰える処として窪田茄子の発生の地に会社を構える内藤醸造株式会社へ依頼がきました。
 

当社では、野山の息吹を存分に含んだ梵天丸茄子の漬け時を逃さずに、昔ながらの醸造の技を駆使し梵天丸茄子の製品化に励み、平成元年に登録商標『梵天丸茄子』として商品化することができました。
今でも茄子苗は窪田町家中のお菜場で大切に作られています。
収穫時期は毎年6月下旬から10月中旬。一粒一粒大切に育てられた梵天丸の茄子もぎは農家の方が暑い夏の間に毎日行い、みずみずしいまま届けられます。



 

7月4日には家中地区の苗の生産者と梵天丸の作付者の方々と合同で「茄子の供養祭」を行い、先人の遺徳に感謝し、地域の食文化の向上と梵天丸の豊作を祈願しています。おかげさまで毎年6月頃になると季節限定商品となる梵天丸の浅漬のご注文を全国からいただきます。祖先が茄子の種を守り育てていただいたからこそ味わう事ができる造る喜びに感謝し私達はこれからも『梵天丸茄子』を守り育ててまいります。

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